1月に埼玉県で起きた道路の陥没事故を受け、熊本市はきょう(2月3日)から原因の可能性として指摘されている下水道管について独自の点検を始めました。

埼玉県八潮市の県道で1月28日に起きた陥没事故は、下水道管の破損が原因となった可能性が指摘されています。

この事故を受けて熊本市はきょう(2月3日)から3月31日まで独自の点検を行います。

点検は熊本市が管理する全長約2800キロの下水道管のうち、下水処理場周辺を中心とする約250キロと、管の吐き出し口など腐食しやすい455か所を重点的に行います。

熊本市上下水道局 下水道維持課 宮本和彦 副課長

熊本市上下水道局 下水道維持課 宮本和彦 副課長「周りに陥没の予兆がないかを確認して、その後、ふたを開けて破損や土砂の堆積、流れが悪くなってなっていないかを確認する」

市によりますと、耐用年数が50年を超える管の距離は約231キロあり、今回の重点点検などで早めに状況を把握する方針です。