任期満了に伴う熊本県天草市と宇城市の市長選挙が2月2日に告示され、2日午前11時現在、天草市長選には現職1人、宇城市長選には新人4人がそれぞれ立候補しています。

【天草市長選】


天草市長選挙にこれまで立候補を届け出ているのは、無所属の現職で2期目を目指す馬場昭治(ばば しょうじ)さん(56)だけで、無投票となる公算が大きくなっています。

きのう(2月1日)時点の有権者数は、6万2222人です。


【宇城市長選】


一方、宇城市長選にこれまで立候補しているのは、いずれも無所属の新人で、
前宇城市議の村上真由子(むらかみ まゆこ)さん(46)
前県議の末松直洋(すえまつ なおひろ)さん(62)
前宇城市議の溝見友一(みぞみ ゆういち)さん(55)
前宇城市議の福田良二(ふくだ りょうじ)さん(63)
――の4人です。

今回の選挙は2013年から市長を3期務めている守田憲史(もりた けんし)さん(65)の引退表明に伴い、新人同士の争いとなる見通しで、五つの町が合併して宇城市が誕生した2005年以来となる新人同士の選挙戦となりそうです。

宇城市では市内中心部以外での人口減少などが課題で、具体的な対策が争点になる見通しです。また先月(2025年1月)には、市内の一部の水道用の地下水などから目標値を超える有機フッ素化合物が検出されたことから、水の安全の確保への関心も高まっています。

きのう(2月1日)時点の有権者数は4万7110人です。

いずれの市長選も選挙戦になれば、あす(2月3日)から期日前投票が始まり、2月9日に即日開票されます。