熊本大学は、障害者の就労支援の一環として自宅でも大学の仕事ができるように研修するサテライトオフィスを設置しました。

熊本大学のサテライトオフィスは、障害者の在宅就労を支援するNPO法人の事業所内に設置されます。サテライトオフィスでは、通勤が困難な人でも自宅で大学の仕事ができるよう、研修が受けられるということです。

研修生「働くって外というイメージが強いので、それを生活環境の中で安心して働ける」 

2月1日から、熊本市内に住む男女4人がデータの入力作業などを4か月ほど学び、大学に正式に採用された際には、在宅で紙の文書や資料のデータ化などを請け負うことになります。

きょう(1月27日)の開所式で熊本大学の小川久雄学長は「障害など様々な違いがある人の活躍の機会が広がる。引き続き多様な人材の積極的登用に取り組む」と意気込みました。