有明海で黒々とした一番ノリのつみ取りが始まっています。

有明海では12月に入り、一番ノリの収穫が始まりました。

熊本市西区河内町の沖合にある潮崎玲司(しおさき れいし)さん(70)の漁場では、今月(12月)4日から、20~30センチほどに成長したノリを支柱に取り付けた網から収穫しています。

ノリの種付けには海水温が20度前後になる必要がありますが、今年は水温が高く、例年より1、2週間ほど遅い11月1日に種付けされました。

しかしその後は順調に育ち、味や香り、色など質の良いノリが育ったということです。

一番ノリは板状に乾燥させた後、12月10日の初入札に掛けられ、全国に出荷されます。