去年、熊本市内で検出された化学物質PFOS・PFOAについて、熊本市が発生源の可能性がある施設として市内複数の産業廃棄物処理業者を特定したことが関係者への取材で分かりました。
PFOS(ピーフォス)とPFOA(ピーフォア)は半導体製造などに使われていた有害な化学物質で、高濃度で摂取した場合、腹痛や吐き気などを引き起こす恐れが指摘されています。

このPFOSとPFOAについて去年、熊本市内の複数の井戸から国が暫定的に定めた指針値を超える値が検出されていて市が原因を調査していました。
関係者によりますと熊本市北区の産業廃棄物処理業者などが発生源となっている可能性があるということです。

業者の処理は違法ではなかったということですが今後、熊本市と業者が連携して対応を進める方針だということです。
この件についてはあす(6日)、熊本市の大西一史市長が臨時の会見を開き、詳細を説明します。