熊本県菊陽町からスタートした『くまもと復興映画祭』は12月1日に最終日を迎え、大勢の映画ファンが集いました。
熊本地震をきっかけに始まった『くまもと復興映画祭』は、今回初めて菊陽町でも開催され、最終日の1日は熊本市の熊本城ホールで3本の映画が上映されました。
映画祭のラストに上映されたのは安部公房(あべ こうぼう)の小説が原作の『箱男』。この作品は1997年にクランクインする前日に資金の問題で撮影が中止になったという過去があり、石井岳龍(いしい がくりゅう)監督は「より熟成された完成度の高い映画にできた。27年待った甲斐がありました」と語りました。
このあと俳優の浅野忠信(あさの ただのぶ)さんらをまじえたトークセッションも行われ、訪れた人たちは生の映画の世界を楽しんでいました。
俳優 浅野忠信さん「皆さんの質問も、とてもいい質問が多かったので楽しい時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました」









