『プロ野球ドラフト会議』で、東海大九州（熊本市東区）の廣池康志郎（ひろいけ こうしろう）投手（22）が、千葉ロッテマリーンズから5位で指名されました。

宮崎県の都城農業高校出身、東海大九州農学部で畜産について学び「牛が大好き」と話す異色の投手。左足を高く上げて、体重をしっかり乗せたダイナミックな投球フォームが特徴です。

高校時代に最速142kmだったストレートは大学でグングン伸び、最速153kmに。今年6月には、全国大会の舞台も経験しました。

一方、大学では農学部・動物科学科で学び、卒業後は小学生の頃から憧れていた畜産業界に就職するつもりでした。本当に牛が大好きで、野球のグラブにも牛のデザインが！

東海大九州農学部からの指名は、史上初の快挙です。東海大学阿蘇くまもと臨空キャンパスでは指名の瞬間を待っていた野球部員たちから歓声が沸き上がり、廣池投手も両手を高くあげ、喜びをあらわにしました。

【廣池投手を詳しく知る】 “牛が好きすぎる”異色の投手 スカウト評価「九州学生ナンバー1投手」