熊本県は八代市に整備する新たな工業団地の概要を明らかにしました。

熊本県 木村敬知事「すべてのインフラを揃えている八代を軸にしっかりと県南振興、TSMC効果を全県に波及させていきたい」

きょう11日、県と八代市は、新たな県営工業団地の整備を推進するため覚書を締結しました。

今後は協力して、地権者の同意を取得し、周辺インフラの整備などを行うことになります。

八代市 中村博生市長「半導体関係だけではなく、他の(業種の)企業からの問い合わせもあるので、どんどん受け入れられるようやっていきたい」

県営工業団地の整備予定地は、九州自動車道の八代ICから車で約5分の場所にある興善寺町(こうぜんじまち)などの農地で広さは約25ヘクタール。現時点での総工費は、35億円程度を見込んでいます。

県は今年度中に基本設計や用地買収を進め、2028年度からの分譲開始を目指すということです。