パリパラリンピック競泳の銅メダリスト・富田宇宙(とみた うちゅう)選手(35)が母校の熊本県立済々黌(せいせいこう)高校を訪れました。

後輩たちの大きな拍手に若いエネルギーを感じたという富田宇宙選手。きょう4日、母校の済々黌高校で後輩たちにエールを送りました。

競泳銅メダリスト富田宇宙選手「自分らしく生きていくこと、そして自分らしいって何だろうってことを知るために、この高校生活をしっかりと使うこと」

その後、高校のプールも訪れ、自身も所属していた水泳部の部員と言葉を交わしました。

部員「(100m自由形)55.8秒です」
富田選手「思ったより速くないな(笑)」

と冗談を交え交流。

また後輩たちにメダルを持たせる場面も。

ーーメダルはどうですか?
「めっちゃ重いですね。僕も将来…」

富田選手の力強い泳ぎに刺激を受け、気持ちに変化もあったようです。

済々黌高校 水泳部 石井悠大主将「もっと前向きに練習していければいいなと思います」