TSMCの進出などで渋滞悪化が懸念される熊本県大津町で、通勤バスの実証運行が始まりました。

通勤バスの実証運行はJR豊肥線の肥後大津駅前から翔陽高校を経由して、ホンダ熊本製作所までのルートで朝8便、夕方12便が運行されます。

大津町ではこれまでの慢性的な渋滞に加え、TSMCの菊陽町進出による、さらなる渋滞が懸念されることから、町や県、ホンダ熊本製作所が昨年度も2回実証実験を行っていて、今回は初めて有料での実施となります。

バスの利用者「違った交通手段で来るのもリフレッシュしていいかなと思いました。自由な時間もありますし、そういうとこでは利用したいなと思っています」

ホンダ熊本製作所 島添正規所長「(従業員の)理解と協力を呼びかけながら、極力利用者数を増やして地域の渋滞解消に貢献していきたいと考えています」

バスは誰でも利用可能で、大津町などは約3年間の実証運行を経て、本格運行につなげたい考えです。