9月21日、明治安田J2第32節で、ロアッソ熊本は堅守・ブラブリッツ秋田を相手にゴールラッシュでした。
まずは前半22分、ロアッソのフリーキックを相手選手がクリア。まだ空中にあったボールを15番・MF三島頌平(みしま しょうへい)が右足でダイレクトボレー!ドライブ回転のかかったボールは鋭く曲がり落ちながら、ゴール右隅に突き刺さります。
後半27分にはこの日が22歳の誕生日だった48番・FW唐山翔自(とうやま しょうじ)が魅せました。
8番・MF上村周平(かみむら しゅうへい)からロングフィードされたボールを足元に収めると、ドリブルで運んでペナルティエリア内に進入。相手選手2人と対峙しながらもうまく揺さぶり、最後は右足を振り抜いて相手の股を抜く技ありのシュートで2試合連続得点。
自らの誕生日を祝うバースデーゴールは、この夏にガンバ大阪から期限付き移籍で加入した唐山にとっては、移籍後ホーム初ゴールとなりました。
唐山は、試合後のインタビューで「最高の誕生日になった」と喜びを語るとともに、ボールを収めてからシュートするまで5秒足らずの間に2人の相手の動きを見極め「空いた股は狙っていた」ことを明かしました。
その後、後半37分に20番・FW大崎舜(おおさき しゅん)の右サイドからのクロスボールをエースストライカーの18番石川大地(いしかわ だいち)が胸トラップ。頭上に上がったボールの落ち際に右足を振り抜いて、ゴール左隅に突き刺します。
アディショナルタイムに1点を返されたものの、ロアッソは3対1で勝利し今季2度目の連勝。16位は変わりませんでしたが、J2残留へ大事な勝点3を積み上げました。









