今、熊本県内でも規模が拡大しているシェアサイクル「チャリチャリ」。
ロアッソ熊本の試合の日、どれぐらいの需要があるのか実証実験が行われています。
「えがお健康スタジアム」(熊本市東区)で行われるロアッソの試合には数千人が来場します。現状では、大半の人が自家用車で来場していて、周辺は渋滞が発生しがちです。
その対策の一つとして、ロアッソの試合が行われたおととい(9月21日)、熊本県菊陽町のJR光の森駅前に実験的に配備されたのが「チャリチャリ」です。
チャリチャリ営業担当 下田結賀子さん「スタジアムまでの移動手段が限られているので、『光の森駅から(チャリチャリで)行けるようになったらアクセスがもっと良くなる』という声はもらっていたので、今回それがかなった」
光の森駅のほか、菊陽町にある三里木駅にも臨時ポートができ、合わせて25台が配備されました。
光の森駅、三里木駅からスタジアムまでは直線でも約2.5キロで、歩いて行くには遠い距離です。そこで、自転車ならばどれぐらい需要があるのか実証実験することにしたのです。
そして駅前からチャリチャリを利用する人が。
ロアッソ戦の観戦者「(光の森駅から)シャトルバスが出ていないのは知っていたので、タクシーにしようかなと思っていましたが、来たら(チャリチャリが)いっぱいあったので、せっかくなら使おうと思って。便利だと思います」
記者「私もこれからチャリチャリで光の森駅から、えがお健康スタジアムまで
向かいます」
光の森駅前からスタジアム最寄りの臨時ポートまで20分ほどで到着しました。
記者「今、パークドームに着きました。車の流れを気にすることなく、自分のペースで走ることができたので、とても快適でした」
チャリチャリの運営会社は今回の利用結果をまとめ、ロアッソ戦などで今後も臨時ポートを設置するかを検討したいとしています。









