運行トラブル「13件」

熊本市電では今年に入り「重大インシデント」や「重大事故」など少なくとも13件の運行トラブルが相次いでいます。

指摘された「七つの問題」とは

改善指示では七つの問題が指摘され、交通局による独自の試験で運転士が合格点に達していないのに市電を運転させたことや、信号の見落としをした運転士が、2か月経った後も信号確認を十分にしていなかったことなどが問題視されました。

【九州運輸局の改善指示】
① 運転士3人に教育が行われていない
② 合格点(60点)に達していない運転士が市電を運転
③ 信号見落としの運転士 2か月後も信号確認が不十分
④ 視力が基準未満なのに運転士が市電を運転
⑤ 点呼簿に記録がない
⑥ 点呼簿に点検結果がない
⑦ レール間の幅が基準を超えているのに整備せず

こうした問題を今後きちんと改善できるのかどうか、注目されます。

【熊本市電の主な運行トラブル】

【重大事故】1件
①7月26日 熊本駅前近くで脱線

【重大インシデント】3件
①1月5日 ドア閉めず約90メートル走行
②5月2日 赤信号見落としとポイント操作誤り
③9月2日 朝のラッシュ時にドア開き走行

【インシデント】4件
①2月23日 走行中にドア2回開く
②3月8日 故障車両と後続車をつなぐ連結棒外れる
③6月21日 ビアガー電でドア開いて走行
④7月1日 赤信号見落とし

【走行トラブル】3件
①5月10日 健軍町電停でドア開き走行
②5月13日 赤信号見落とし
③5月20日 行き先間違え運行

【人身事故】2件
①2月18日 歩行者と接触(死亡)
②3月25日 歩行者と接触(けが)