これからの秋服は “秋色 夏素材”!?
一方、熊本市は今年50日目の猛暑日を観測。きょうの最高気温は、甲佐町で38.1℃と9月の観測史上最高を記録し、熊本市も37.1℃まで上がりました。
後生川凜アナウンサー「サウナに入っているかのようなムシムシとした暑さです。オシャレの秋にはほど遠いこの猛暑、秋物の売れ行きに問題はないのでしょうか」
深い色のニットやブルゾンなど、秋物を着るには暑すぎる熊本ですが…。

JR熊本シティ 長谷川岳 営業部長「9月に入って特に衣料品が大変好調に売れておりまして」
アミュプラザくまもとでは、衣料の売り上げが、去年の9月と比べて、20%増えているのだそう。いったいなぜなのでしょうか。

長谷川営業部長「10月になってもまだまだ暑いというのが、昨年顕著にあらわれたと思っているんですが。その反省も生かして気温に合わせたものづくりを」
袖だけ透けたトップスや、色や素材で秋らしさを出すアイテムなど、今の時期すぐに着られるものを取り揃えたことが売り上げアップにつながりました。
後生川アナ「袖が無いので全く暑さはない。サラッとしているけど秋らしさを出してくれる」
長谷川営業部長「”秋色 夏素材”というのがこれからの秋物」
異例の暑さにファッション業界も対応し始めています。

後生川アナ「ボディシートやハンディファンなど真夏に役立つひんやりグッズが今もずらりと並んでいます」
ハンズビー アミュプラザくまもと店 川崎真木子チーフマネージャー「どえらい異例でございます」

本来なら8月のお盆を過ぎたころには撤去するはずの、暑さ対策コーナー。今年は9月下旬まで展開する予定で、今も売れ行きは好調だといいます。
一方で、こんな問題も。
川崎チーフマネージャー「今残っているだけ、全在庫でございます」

ハンディファンや日傘など今年分の製造を終了しているメーカーも多く、品薄状態となっています。
川崎チーフマネージャー「最後の駆け込みでどうぞ!と言いたい」