熊本県菊陽町が検討している新たな工業団地の整備について、地権者向けの説明会が開かれました。

菊陽町は9月5日、TSMC第1工場の南側に位置する約25ヘクタールの農地で、新たな工業団地の整備に向けた調査に着手すると表明しました。

菊陽町 吉本孝寿 町長「この良き流れを止めることなくさらなる町の発展へと繋げるため、新たな工業団地の整備を決意したところです」

9月11日夜は調査に向けた地権者説明会が非公開で行われ、町によりますと、地権者約100人のうち40人ほどが参加し、町側の事業内容の説明などに対して地権者から反対意見はなかったということです。

吉本町長「菊陽町として皆さま方(地権者)に寄り添ってこの事業を進めていきたいという話をさせてもらいました」

町は10月上旬に住民説明会も行う予定で、その後、土地の状況や事業費などを調査し、来年(2025年)3月までに工業団地に適しているかどうかを判断することにしています。