新たな公共交通として、熊本市が導入を目指す電動カート、グリーンスローモビリティについて、実証実験の結果が報告されました。

実証実験は、今年1月から、エリアごとに分けて、数か月間実施されました。

その結果、市が導入を検討している低速で走る小型の電動カート、グリーンスローモビリティについて、上通・下通エリアでは、1日の平均利用者数が10人未満と、非常に少なかったということです。

市は、アーケードを縫うように走る複雑でわかりづらい運行ルートが、利用客の増加に繋がらない大きな要因だとしています。

今後は、観光客の利用を増やすため、主要な観光スポットやホテルを通る新たなルートを検討する考えです。