賃貸住宅建設会社の大東建託が毎年発表している自治体ごとの「街の住みここちランキング」。今年の結果が8月7日に発表されました。

熊本県内で今年、1位に輝いたのは?

大東建託 賃貸未来研究所 宗健 フェロー「1位は嘉島町ということになっています」

大東建託では毎年、地域の住民に住み心地や暮らしやすさについて調査をしています。

県内では今年9151人が回答して、去年は圏外だった嘉島町が1位になりました。2位には菊陽町、3意は合志市が入りました。

この三つの都市が上位なのは、なぜなのでしょうか?

宗さん「この町に共通しているのは、郊外の町でショッピングセンターがあるというところ。『郊外のショッピングセンターに毎週車で行く』という暮らし方が、住んでいる人からは評価を受けている」

九州・沖縄で行った同じ調査でも、嘉島町は290の自治体の中で8位にランクインしました。

嘉島町を訪れた人に聞くと?

宇城市から「クレア(イオンモール熊本)があるから来ますよね。ご飯屋さんもいっぱいあるし」

大東建託は、人口が増えることでファミリー層からは「もう少し静かなところがいい」という声が上がる可能性がある一方、繁華街が形成されるなど、町にさらなる賑わいが生まれる可能性もあると見ています。