球磨川流域を襲った2020年の豪雨災害から4年。復旧の現在地と住民の思いを、溜池記者がリポートします。

当時のまま“曲がった線路”

熊本県南部、球磨川(くまがわ)の河口・八代市(やつしろし)に向かいました。

球磨川と並行し山肌を縫うように走る国道219号。

記者「新萩原橋を渡った先では、通行止めの表示がなされています」

道路の復旧工事のため国道219号は、いまも住民と工事車両の通行に限定されています。国道と並行するJR肥薩線。大きく曲がった線路は当時のままです。