佐賀県で野生のイノシシが豚熱に感染していたことを受け、熊本県が緊急で対策会議を開きました。熊本県内の養豚場での異常はありません。

熊本県畜産課 安武秀貴 課長「感染イノシシを介した感染拡大が懸念され、豚熱の防疫対策の新たなフェーズに入ったと考えられる」

豚熱はウィルス感染によって起こる豚やイノシシなどの伝染病で、佐賀県唐津市で捕獲されたイノシシを検査した結果、けさ(6日)、豚熱の感染が分かりました。

九州で野生のイノシシから豚熱の感染が確認されるのは初めてです。

きょう(6日)開かれた緊急対策会議では、熊本県内全ての養豚場(175農場・約34万頭)で豚の健康状態を確認したところ、異常がなかったことが報告されました。

熊本県によりますと2018年から、豚熱は本州のほとんどの県に広がっていて、先月は岩手県と栃木県の養豚場で殺処分が実施されているということです。

熊本県は生産者に対して、養豚場の消毒や野生動物の侵入防止などを徹底するよう呼びかけています。