災害が発生した時にすぐに電気を被災地に届けるため、熊本県内の電気自動車の販売会社など4者が連携協定を結びました。

協定を結んだのは電気自動車の販売会社や、バイオディーゼル燃料の製造販売会社「未来樹(みらいじゅ)」など4者です。
(未来樹、熊本日産グループ、熊本トヨタグループ、一般社団法人リーゼル協会)

未来樹が開発した急速EV充電機は車での運搬が可能で、動力は廃油から精製したバイオディーゼル燃料です。

この充電機は約50台の電気自動車に充電が可能で、能登半島地震で被災した石川県の珠洲市(すずし)でも車に充電しています。

電気自動車は家庭で携帯電話などに充電ができるため、協定に立ち会った県は将来、災害が発生した際に早い段階で電力を提供できると期待しています。