4年前の7月豪雨の爪あとが残る熊本県の人吉・球磨を舞台に、復興に向けて歩み続ける人々を描く映画「囁きの河(ささやきのかわ)」の制作発表会が開かれました。

制作発表会には大木一史監督や、球磨川下りの元船頭役で主演を務める人吉市出身の俳優、中原丈雄さん、被災した旅館の女将役の清水美砂さんたちが出席しました。
大木監督は「川とともに生きるとはどういうことか、そこで暮らす人々の生き様を描きたい」と話しました。

また主演の中原さんは「故郷が水害にあい復興の様子を見てきたことが演技の手助けになっている」と作品への思いを語りました。
「囁きの河」は2月24日クランクインし現在、人吉市や球磨村などで撮影が進められていて来年春に全国で公開される予定です。