10種目で日本記録を持つアーチェリーの選手が熊本にいます。ラスベガスでの国際大会や全日本選手権に向けた姿を追いました。
賞状やメダル、トロフィーがずらりと並ぶ部屋で…

「梱包を厳重にしないと壊れちゃうので梱包大事です」
アメリカ・ラスベガスでの国際大会に向け、弓を梱包しているのがシアーズホームグループホールディングス所属の高宗瞭羽(たかむね りょう)選手(23)です。

的の中心に当てれば10点獲得となるアーチェリー。60射する600点満点の種目で高宗選手が叩きだした過去最高得点は591点。これは日本記録です。
髙宗選手「努力した分、点数に反映される競技なのでそこが面白いなと思っています。”休まずに練習する”というのを大事にしていて、年間休まずお正月も練習している感じです」

東海大星翔高校でアーチェリーを始めた高宗選手。今では的までの距離などで異なる全部で10種目の日本記録を持つまでに成長を遂げました。
高宗選手が使っているのはコンパウンドボウというもので滑車がついていて狙いを定める時には楽に引けるのが特徴、とのことだったので高校時代弓道をしていた沖村アナウンサーが引いてみますが…

沖村アナ「ちょっと待ってくださいね(なかなか引けない)」
髙宗選手「経験者なので大丈夫ですよ」
その後もビクともせず。
「押しは肩で押して引きは背面の筋肉で引くというのがコツですね。筋力よりも骨格を上手に使えるかが大事だと思っています」

アーチェリーと言えば日本がオリンピックでメダルを獲得した競技。しかし高宗選手が使うコンパウンドボウはオリンピック種目ではありません。
「パラリンピックでは(コンパウンドが)正式種目になって表に出てきているので今後、パラリンピックで有名になってオリンピック競技になったら良いなと思っています」

いつか日本代表として戦うことを夢見る高宗選手は今月、試合が続きました。これはアメリカ・ラスベガスでの試合。ホテルが試合会場です。この大会、高宗選手は約4万5000人中146位でした。
そして初優勝を狙って臨んだ全日本選手権。

予選は600点満点のうち583点を獲得して1位通過。トーナメント方式の決勝ラウンドは決勝まで進出しましたが惜しくも敗れ準優勝でした。









