◆子供たちと結成した「海賊団」

これまで2週連続で育親のインタビューをお伝えしてきました。田原正則さん(44歳)と松島智子さん(36歳)はともに、社会的養護の施設での勤務経験がありましたが、眞邉さんは初めての経験です。それでも眞邉さんは、子供たちにこんなことを持ちかけました。
眞邉:私は「カンちゃん」と呼ばれているんですね。最初に「ここは船だから、カンちゃんが船長やけん」て。「あなたたちがもうこの港で降りたいですというところまでは、みんなで一緒に協力して漕いでいくとよ」という話をしています。
眞邉:「船だよ」とか言ったら、ワンピースとかを見ながら「海賊がいいな」とかって言って、海賊団に。(壁に張った紙を指して)あそこに「海賊団」と書いているんですけど、お約束を。家のルールを決めようと思った時に、みんなで話し合ったら、「仲良くする」「約束を守る」「仕事をする」。「じゃあ仕事って何?」って言ったら、「カレンダーを毎日めくる」、「カーテンを開ける」してないですけどね。「カンちゃんは何がいいかな?」て言ったら、お花の世話って。「そうね、花の世話、頑張ります」と。花壇があるので。
神戸:海賊団、結成!
眞邉:最初に来た時、あの子たちにも言ったんですけど、「一緒に住んだら家族やん。離れてても家族やん。私の娘も家族、お姉ちゃんやん」て言ったら、「え、そうなの?」とすごい喜んでて。「離れていても、家族は家族。一緒に住んだら、もう家族や」というふうに話しています。







