◆窓ガラスを割るハンマーの常備を
JAF福岡支部事業課交通環境係・田中至道さん「まずは水があるところには入らない。車から早めに避難、脱出ということを心掛けてください。ドアも窓も開かないという状況であれば、窓ガラスを割って外に避難するしかありません」
窓ガラスを割るにはどうすればいいのか?車の鍵やヘッドレストなど車内にある硬いものを使ってみますが簡単には割れません。JAFはホームセンターなどで販売している専用のハンマーを車内に常備しておくよう推奨しています。

RKB若松康志「じゃあいきます。パリーン!簡単にハンマーを使って割ることができました」
◆浸水したら「エンジンをかけない」火災の危険
また、車体の底が水に浸かった場合は故障や車両火災につながるおそれがあることから絶対にエンジンをかけずに専門の業者に連絡をするよう注意を呼びかけています。
一方、駐車場に止めてある車を冠水や浸水から守るグッズも発売されています。
RKB若松康志「巨大なカバーを使って車を丸ごと覆えば車内やエンジンへの浸水を防ぐことができます」

作業は少なくとも3人以上ですることになりますがカバーを広げ、中に車を入れます。

車体を丸ごと覆って最後はカバーの口を専用のロープで縛れば完了!作業時間は10分もかかりません。フリーサイズとなっているため大型車はホームページなどで事前にサイズを確認することをおすすめします。