16日午後、福岡県久山町の県道で61歳の男性が運転する中型トラックが中央分離帯を乗り越えて軽乗用車2台と衝突する事故がありました。
軽乗用車に乗っていた女性3人が病院に運ばれましたが、命に別状はないということです。

16日午後5時45分ごろ、福岡県久山町山田の県道35号線で中型トラックが中央分離帯を乗り越えて対向車線を走っていた白い軽乗用車と衝突しました。
中型トラックはその後、別の赤い軽乗用車にも衝突、最終的には歩道橋の鉄柱に衝突して停止しました。
白い軽乗用車に乗っていた40代から50代の女性3人が胸などを強く打って病院に運ばれましたが、命に別状はないということです。

中型トラックを運転していたのは福岡市東区の派遣社員の男性(61)で、現在、警察が取り調べを行っています。

この事故で県道35号線の北向き車線は午後6時から午後8時半ごろまでおよそ2時間半、通行止めとなりました。
現場は片側2車線で見通しの良い直線道路で、警察がなぜ中型トラックが中央分離帯を乗り越えたのかなど当時の状況を詳しく調べています。