九州北部地方で記録的大雨となった今月10日、福岡県太宰府市の冠水した地下歩道=アンダーパスから男性の遺体が見つかりました。警察は大雨の影響で亡くなった可能性も高いとみて調べています。

男性の遺体が見つかったのは福岡県太宰府市国分のアンダーパスです。
10日午前5時50分ごろ、太宰府市の職員が大雨で冠水したアンダーパスを確認し、通行規制を行いました。雨が小康状態になった午後、職員が現場を確認しに行ったところ、アンダーパスに溜まった水の中から人の腕のようなものが見えていることに気がつきました。

市の職員がポンプを使って排水したところ男性の遺体であることが判明し、午後8時45分ごろ警察に連絡しました。警察によりますと男性の遺体に腐敗はなく、衣服の乱れもないことから大雨の影響で亡くなった可能性も高いとみられています。
警察は男性の身元を調べるとともに男性が亡くなった原因を調べています。