九州北部地方は活発な梅雨前線の接近に伴いあすの朝にかけて災害級の大雨となるおそれがあります。30日午前5時ごろの福岡県久留米市では道路を叩きつけるような強い雨が降りました。雨雲は、現在は筑豊地方や京筑地区に移動し強い雨を降らせているとみられます。今後の雨の降り方や注意点などRKB気象予報士の龍山が解説します。
◆直近5日間の雨が200ミリを超えたところもある

気象予報士・龍山康明:
日付が変わってからの雨の降り方のCG動画です。どんどんと西から活発な雨雲が流れ込んで、雷を伴った激しい雨が降っているところがあります。これまでの5日間の雨量は、ほとんどのところで100ミリ以上の雨の赤い柱、特に嬉野・鳥栖・椿ヶ花・大牟田・朝倉・英彦山は200ミリを超えていて、そういったところには大雨警報や土砂災害警報が出ているところもあります。
◆6月の“1か月分”の雨が土曜日の朝までの24時間で降るおそれ

気象予報士・龍山康明:
この後30日金曜日は終日しっかりと雨が降り続くきます。特に午後から夜にかけて、黄色い範囲ですが雨が強くなるところがあります。あす土曜日までの最大1時間雨量は50ミリから60ミリの「非常に激しい雨」、土曜日朝までの24時間雨量は200ミリから250ミリ。250ミリは6月の1か月の雨量に相当します。そして、土曜日の朝以降も雨が降り続きます。







