福岡県宗像市はリサイクル事業を展開する企業と連携し、使用済みのペットボトルを再生する取り組みを始めると発表しました。
◆分子レベルまで分解

宗像市は28日、神奈川県に本社を置く「JEPLAN」と連携協定を結びました。リサイクル事業を展開するJEPLANは使用済みのペットボトルを分子レベルまで分解し、不純物を取り除くことで原料とほぼ同じ品質に再生する技術を確立しています。
◆1年かけて実証実験

宗像市はJEPLANと連携し、市内で回収したペットボトルを再びペットボトルにリサイクルする実証実験を1年間行う予定です。今後、市役所などに専用の回収ボックスを設置する計画で、ペットボトルの再生事業によって市民のリサイクルへの意識を高め、循環型社会の実現を目指したいと話しています。







