◆漫才が本職に好影響

コンテストが終わり、漫才師から児童福祉司の素顔に戻っていました。真面目な性格の小塩さんですが、漫才を始めたことで仕事への姿勢が少しずつ変わってきたといいます。

斉藤さん「前は行政として、言いたいことを言って満足していた。今は相手が何を知りたくて、どうしたいのかっていうやりとりをするようになった」

斉藤さん「変わったよね?小塩さん」
同僚「漫才始めてから、堅苦しく、良い意味で考えなくなった。すごく楽しく保護者や子供たちと関われているなと」

小塩さん「経験積むことで、自分なりに少しずつですけど上手くいっているのかな」

斉藤さん自身も成長を実感しています。

斉藤さん「漫才と言ったら5分間の中で起承転結であったり、人の心を動かすというか、漫才はいろんな事象に対して、物事を伝えるためにどうするんだろうという訓練になるから、仕事の上でも生きるし」

あふれる「佐賀愛」を爆発させて観客を魅了する「今日もさが日和」。漫才で培った力で、佐賀の子供たちを笑顔にしようと、2人の児童福祉司が奮闘しています。