今年5月開催されるG7「広島サミット」を前に福岡空港でテロを想定した合同訓練が実施されました。
◆入国審査の途中に不審者が逃走

福岡空港で行われたテロ対策合同訓練には、警察や税関、出入国在留管理局のほか、民間の警備会社が参加しました。訓練は偽造パスポートを所持した国籍不明の男が、入国審査の途中に逃走したという想定で男の身柄を確保するまでの手順を確認しました。また、拳銃を持っている別の男を警察が取り押さえる訓練も実施されました。
◆大規模行事はテロ標的のおそれも

空港警察署・三島博明署長「国際的な注目を集める大規模行事が続きますが、一方でこれらはテロの標的となりえるものでもあります。福岡空港の安心安全の確保に努めていただきたい」
警察は、5月に開催されるG7広島サミットなどで要人が福岡空港を使用する可能性があることも視野に入れてテロへの警戒を強化するとしています。







