将棋の「王将戦」第6局、藤井聡太五冠が挑戦者の羽生善治九段に勝利し、王将タイトルの初防衛を果たしました。


◆羽生九段の封じ手から再開
佐賀県上峰町で11日から始まった王将戦第6局。タイトル防衛に王手をかけた藤井聡太五冠と前人未踏のタイトル獲得通算100期がかかる羽生善治九段の対局は、午前9時に羽生九段の封じ手から再開しました。


◆「王将」タイトル初防衛
2日目の12日も熱戦は続きましたが、午後4時前に羽生九段が投了、藤井五冠が4勝目をあげ王将タイトルの初防衛を果たしました。

藤井聡太五冠「非常に難解な将棋が多くて大変なシリーズだったと思うので、その中でなんとかいい結果を出せたかなという感じです」

藤井五冠は棋王戦でもタイトルの獲得まであと1勝となっていて、史上最年少の六冠達成にも期待が高まっています。