福岡市の高島宗一郎市長が28日、北九州市を訪れ、就任して間もない武内和久市長と会談しました。12年ぶりとなるトップ会談で両市長は「福北新時代」と語り、連携を深めていくことをアピールしました。
◆大火に見舞われた商店街を視察

がっちりと握手を交わした福岡市の高島宗一郎市長と北九州市の武内和久市長。会談を前に2人が視察したのは、去年、2度の火災に見舞われた小倉北区の旦過市場です。今年4月から営業が始まる仮設店舗の建設が進むエリアで、復興状況について説明を受けました。

かまぼこ店の人「市長同士が仲が良いっていうのは最高ですね、北九州の発展を武内市長に期待したい」
◆庭園でお茶を飲みながら“秘密の会談”

その後、2人は小倉城庭園で約40分間会談しました。

北九州市長「スピーディーに北九州市をご訪問いただいて大変うれしく思う、これから共存共栄でやっていきたい」
福岡市長「福北の新時代を迎えるキックオフの日になればな」
両政令市のトップ会談は12年前、当時1期目だった高島市長が北橋前市長と実施して以来です。今月の北九州市長選挙で初当選を果たした武内氏の強い希望により、就任からわずか1週間で会談が実現しました。







