昭和25年に建てられた戦後最初期の団地
旧畑田団地は、1950年(昭和25年)から翌年にかけて福岡県住宅協会(現福岡県住宅供給公社)が建設した。戦後最初期の団地のひとつで、A棟は4階建て24戸、B棟は2階建10戸からなる。1室の広さは約40平方メートルで、間取りは2K。
福岡市の不動産会社「吉浦ビル」代表の吉浦隆紀さん(49)は2024年、入札に出されたこの団地を、90万で落札し購入した。「門司港1950団地」と名付け、「部屋の改装(リノベーション)は入居者に任せる代わりに、家賃は三年間限定で月1万円」と募集をかけたところ、A棟24戸、B棟10戸すべてが3か月で満室になった。今も問い合わせが多いという。
家賃1万円とは言え、入居者たちはなぜ「ボロボロの廃墟を借りよう」という思いに至ったのか。







