佐賀県警で不正なDNA型鑑定が繰り返されていた問題で、佐賀県警に逮捕されたあと有罪判決が確定した男性が、裁判のやり直し=再審を求める申し立てを行いました。

瓜生正太郎 記者
「裁判のやり直しを申し立てるために弁護団が佐賀地裁へ入っていきます」
7日、佐賀地裁に再審請求を申し立てたのは、9年前に覚醒剤取締法違反容疑で佐賀県警に逮捕された50代の男性です。
男性は法廷で起訴内容を否認しましたが、7年前に懲役2年6か月の判決が確定しています。
佐賀県弁護士会によりますと、佐賀県警でDNA型鑑定の不正が繰り返されていた問題が発覚したことを受けて、弁護士会の有志が男性の裁判について調査を開始。
その結果、裁判で証拠として採用された鑑定の一部は、不正を行っていた佐賀県警の元職員が実施していたことが判明したため、再審請求の申し立てを決めたということです。

男性の弁護団 出口聡一郎 弁護士
「初めて第三者という立場のものが証拠に触れて、その鑑定の過程を検証できる機会、重要な機会になると思いますので、本当に警察の報告というものが正しいのかということを確認するための試金石みたいなものになると思う」

男性の弁護団は、「不正があったのかを客観的に明らかにしていきたい」としています。







