10年前、交通事故で娘を亡くした母親が6月2日、福岡県福津市の高校で講演しました。一瞬の事故で命が奪われた悲しみを伝えるとともに一日一日を大切に生きるよう高校生に呼びかけました。

福津市の光陵高校で開かれた「命の大切さを学ぶ教室」には全校生徒およそ1000人が参加しました。

講演した池田かおりさんは10年前、北九州市で当時小学1年生だった娘の陽菜(ひな)ちゃんを交通事故で亡くしました。

池田かおりさん
「生きていて当たり前、元気で当たり前、無事に帰ってきて当たり前、私がそう思って過ごしてきた日々は当たり前ではなく、奇跡の日々だったのです。被害者になっても加害者になっても事故からは悲しみしか生まれません」

参加した高校3年生
「私たちが今こうして生きているのも明日を迎えられるのも当たり前じゃないんだなと改めて感じることができました」

参加した高校3年生
「いつどこで何が起こるか分からないから日常を毎日大切にして、幸せだなと思うようにしようと思いました」

池田さんは陽菜ちゃんを描いた絵本を高校生に読み聞かせるとともに、高校生でも自転車で人身事故を起こすおそれがあることにも触れ注意を呼びかけました。