新型コロナとインフルエンザが同時に流行している中、福岡県の服部知事は、医療体制がひっ迫しないよう全力を挙げて取り組む考えを示しました。
◆「医療ひっ迫防止対策強化宣言」現時点では出さない

服部誠太郎知事「医療提供体制、検査体制の充実強化に引き続き努め、医療のひっ迫回避に全力を挙げて参ります」
正月休みが明けて以降、福岡県の1日あたりの新規感染者は1万人を超える日が相次いでいます。病床使用率は80%に迫っていますが、服部知事は「医療ひっ迫防止対策強化宣言」は総合的に判断して、現時点では出さないということです。
◆死者の多くは“基礎疾患の悪化”

死者の数が増加していることについて、服部知事はコロナによる呼吸器症状の悪化ではなく、ほとんどが基礎疾患の悪化によるものと説明しました。

また、県内では救急搬送の困難事例が増加傾向にあることから、服部知事は救急車が本当に必要な人が速やかに利用できるように、事前に受診相談センターなどに相談するよう呼びかけました。







