弁護側「被害女性が性交等に同意しない意思を有していると認識するには困難な客観的状況があった」主張

北九州市職員の男の裁判が開かれた福岡地裁小倉支部

「争点②被害女性の同意がないことについての有重被告の認識の有無」について有重被告は
「前回の性交等の後も被害女性から明示的に接触等を拒否されておらず、本件当日に飲み会会場でキスをした際も嫌がる態度を示されなかったとして、被害女性から好意を向けられていると思った」
と供述。

弁護側は
「前回の性交等の事実そのものや、その後の被害女性の行動(LINEをブロックせずに平穏なやり取りを継続したこと、前回の性交等につき関係者Bさんに具体的な対応を求めず、被害届を提出しなかったこと)から有重被告が被害女性において性交等に同意しない意思を有していると認識するには困難な客観的状況があった」
との趣旨の主張をして無罪判決を求めた。

注目の北九州市職員・有重琢也被告(30)への判決は、4月23日に言い渡された。

※この判決は前・後編で掲載
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