「特殊清掃」を請け負う「特殊案件施行士」

特殊案件施行士の宮田昌次さん
「本当は動かないような世の中にならないといけないんだろうけど」

特殊案件施行士(しこうし)の宮田昌次さん。
孤立死などで亡くなった人の部屋を元の状態に戻し、遺品の整理を行う「特殊清掃」を請け負っています。

宮田昌次さん
「すごく増えている。きょうは3件、見積もりが2件」

宮田昌次さん
「頭部ですね、頭。胴体があって足がこっちに出ている状態。死後1か月半くらい」

50代の男性が住んでいたワンルームのアパート。
男性は家族と定期的に連絡を取り合っていましたが、数か月前から音沙汰がなくなっていました。
足の踏み場もないほど物が散乱した部屋。
シンクには汚れたままの食器が積まれていました。

宮田昌次さん
「亡くなるとはいえ、こうなる前にちょっとでも早めに見つかってもらえればよかったんだろうけど悲しいですよねこういう亡くなり方は」

部屋をよく見ると、隅には、きれいに縛られたごみ袋や分別されたペットボトル。

さらに、布団の下からはまとまった額の小銭が見つかりました。

 

宮田昌次さん
「ほとんどが500円玉ですからね。生活はそんなに困窮していなかったのかな」