既定の方針に照らし遺骨は返還できない
<米軍司令部からトメへの手紙 1952年5月2日>
拝啓 幕田トメ殿
リッジウェイ大将宛てに出された1952年4月15日付の貴殿からの書簡は、回答のため当事務所に回付されました。貴殿は、その書簡において、貴殿の息子である幕田稔が戦犯として有罪判決を受け、1950年4月7日に刑が執行された旨を述べ、彼の遺骨の返還を求めておられます。処刑された戦犯の遺骸は返還しないという既定の方針に照らし、貴殿の要望に応じることは不可能であります。敬具
(署名)アルバ・C・カーペンター法務局整理部 部長
戦犯の遺骨は返還しないということが以前から決まっていて、返すことはできないという内容だ。







