鉄骨の芯を保護する効果も

鉄骨のさびにはほかにもメリットがあります。
堤勇人工事長
「表面に薄い膜を張ったようなさびというのは逆に鉄骨の芯の部分をさびで保護している」
堺恭佑記者
「天然のコーティングじゃないけど」
堤勇人工事長
「そうですね」


この表面の薄いさびは「酸化皮膜」と言い金属の表面が空気中で酸素と反応し生成されます。
鉄骨自体が直接空気に触れないため、保護膜としての効果があるということです。
とはいえ、まだ心配は消えません。
堺恭佑記者
「さびてるじゃないですか。そこから侵食してみたいなことはない?」
堤勇人工事長
「逆にですね、コンクリートで巻く場合はコンクリートがアルカリ性でさびは酸性なのでそれが中和して中性になるという効果が得られるのでいい方に働く」
酸性のさび、酸化皮膜をまとった鉄骨をアルカリ性であるコンクリートに埋め込むことで、さびの進行を抑制できるといいます。
鉄骨のさびは劣化ではなく、建物の強度を上げるのに意外な効果を発揮していました。

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