2024年、福岡市中央区のビルで作業員が転落し、死亡した事故について、必要な安全対策を講じていなかったとして、福岡トヨタ自動車と当時の部長が書類送検されました。

この事故は2024年10月、福岡トヨタ自動車の本社ビルで、展示用の車を搬入していた男性作業員がエレベーターの隙間から足を踏み外して約20メートル転落し、死亡したものです。

福岡中央労働基準監督署が当時の安全管理の状況を調べたところ、作業員が足を踏み外したエレベーターの後部には、手すりや囲いなどが設置されていなかったことが判明しました。

こうした状況を踏まえ、労基署は4日、福岡トヨタ自動車と40代の当時の部長を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。

調べに対し当時の部長は、容疑を認めているということです。

福岡トヨタ自動車は、「真剣に受け止め安全第一で取り組みたい」とコメントしています。