全国で相次ぐ無罪判決

乳幼児の頭に致命傷が生じた原因が争点となった今回の裁判。
全国で同様の刑事裁判が開かれてきましたが、近年は無罪判決が相次いでいます。

2023年に出された日弁連の報告書によると過去10年で無罪判決の報告があったのは、23件。
2019年以降に判決が言い渡された14件の裁判のうち、有罪となったのは1件のみです。
大阪府でこうした裁判を担当してきた弁護士は、無罪が相次いでいる背景についてーー。

川崎拓也 弁護士
「科学的根拠が乏しいのではないかということが広まり始めた。専門家同士で意見が分かれる、それが解消出来ない、裁判官あるいは裁判員が解消出来ないということであればそれは無罪の判決をするというのが当然の姿勢ではあるとおもうんですけれど、逆にいうことも疑問がある=無罪になるといえるようになってきたのがここ数年の流れなのかなと」
松本被告の裁判では10人以上の医学の専門家が証人として法廷に立ちましたが、意見は大きく分かれました。

事件が起きてからから8年を経て3日に判決を迎えますが、福岡地裁がどのような判断を示すのか注目されます。







