「一帯一路」の拠点 チャンカイ港とインカの黄金
ペルーにとって、中国は輸出の4割を占める最大の貿易相手国です。習近平主席が掲げる「一帯一路」構想において、ペルーは中南米における物流の要衝と位置づけられています。
その象徴が、2024年11月に開港したチャンカイ港です。総事業費の6割を中国の国有企業「中国遠洋海運グループ」が出資しており、事実上、中国が運営権を握る巨大港湾です。習主席自身がAPEC首脳会議の際にオンラインで開港式典に参加したことからも、その重要性が伺えます。
さらに中国が執着するのが、ペルーの豊かな鉱物資源です。
金(ゴールド):世界トップクラスの産出量を誇る。
銅・亜鉛:インフラ建設やハイテク産業に不可欠。
国際情勢の不安定化を受け、中国は「安全資産」である金をせっせと買い進めています。アンデス山脈に眠る「インカの財宝」は、現代においても中国の覇権戦略を支える資源となっているのです。







