福岡市内を中心に21日「硫黄の臭いがする」との市民からの通報が相次ぎました。市内の観測所では、通常の20倍を超える濃度の二酸化硫黄が観測されています。

◆異常な二酸化硫黄の濃度


福岡市環境保全課によりますと、21日午前8時ごろから市や消防に「硫黄の臭いがする」との通報が相次ぎました。福岡市の気象観測データによりますと中央区春吉の観測所では、午前9時時点の二酸化硫黄の濃度が「0.023ppm」と通常の20倍を超える数値が測定されています。西部ガスによりますと、ガス漏れなどは現時点で確認されていないということです。


福岡市が原因を調査しています。