福岡県では、12月7日までの1週間のインフルエンザの感染者数が前の週の1.34倍に増え、県は基本的な感染対策を呼びかけています。

福岡県によりますと今月7日までの1週間に報告されたインフルエンザの感染者数は、1医療機関あたり65.56人で、前の週の1.34倍に増えました。

これで、3週連続の「インフルエンザ警報」となりました。

また、10日時点で、福岡県内の公立の小中学校などの90施設から休校や学級閉鎖などが、報告されています。

このうち福岡市では10日までの学級閉鎖などの累計が344件となり前の年の同じ日にちのおよそ5倍となっています。

福岡県は、感染拡大が続くインフルエンザの今後の動向に注意が必要として、手洗いうがいや適切なマスクの着用、こまめな換気などの基本的な感染対策を呼びかけています。