福岡県の「住み続けたい街」ランキングで去年10位だった「岡垣町」が2022年は1位に躍り出ました(大手不動産会社による調査)。九州・沖縄のランキングでも3位に入ったダークホース「岡垣町」。何がそんなに魅力的なのか?“自然との距離感”や“どこかホッとする住み心地”が関係していそうです。
◆利便性だけでなく「誇り」「愛着」も評価基準

福岡県北部の海側に位置する人口約3万人の岡垣町。玄界灘や遠賀川に囲まれていて、北九州市の中心部まで30キロ、福岡市天神まで40キロと政令市のベッドタウンとなっています。国道3号が通り、JR鹿児島線の駅のほかイオンなどの商業施設も中心部に立地しています。

賃貸未来研究所・宗健所長「新興住宅地が上位に来る傾向は変わらないところで、そういった意味で北九州都市圏の中で岡垣町が入ってきて、若松区も実は5位にいたりとか。北九州の中でも新しい人が多い新興住宅地のようなところは評価が高い傾向があるのは今回の発見です」

自然が豊かな町は地下水も豊富で、水道の85%に使用されています。住み続けたい街ランキングの評価は、交通などの利便性に加えて「町に誇りがある」「愛着がある」などの要素が重要になっています。







