鍋料理トップは「おでん」

鍋料理の定番、おでん。

実は地域ごとに好きな具材が異なるという調査データが

食品メーカー紀文が全国で行ったアンケートによると、昨シーズンに家庭で食べられた鍋料理は、「すき焼き」や「キムチ鍋」をおさえ、「おでん」が27年連続1位になりました。

おでんの種に地域差

まさに、寒い時期の国民食といえば「おでん」実は、「好きなおでんの種」は地域によって異なります。

左側は全国、右側は福岡のランキングです。

好きなおでんの種1~3位は「大根」、「玉子」、「こんにゃく」で全国も福岡も同じですが、全国9位の「牛すじ」が福岡では4位に。

また、福岡は「糸こんにゃく」「白滝」が人気です。

そして、全国5位の「はんぺん」は福岡では10位となっています。

なぜ、福岡で「牛すじ」が好まれているのか?

紀文によりますと東日本のおでんは「魚などの練り物のみ」で作るのが一般的。

対して、西日本のおでんは「練り物」だけでなく、地域によって「牛肉」や「豚肉」「鶏肉」など肉類を入れて作る食文化が昔からあったからではないかということです。

福岡では3位「こんにゃく」7位「糸こんにゃく」8位「白滝」。

肉類をおでんに入れるから、肉を柔らかくするこんにゃくも福岡では人気なのかもしれません。