第1志望の高校に合格したお祝い 娘に買ったパソコンが事件のきっかっけに
27年ほど前の話だ。
まだ一般家庭にパソコンが1台あるかないかという時代。
米村さんは智紗都さんに約束した。
第1志望の高校に入ったらパソコンを買ってあげる、と。
米村州弘さん
「これからの世の中、パソコンが使えないと絶対世の中についていけないと。だから今のうちに娘たちだけのためにパソコン買ってあげました」
智紗都さんはすぐにパソコンの扱い方を覚えた。
そして、文字だけの世界の二十数人とやり取りを始めた。
米村州弘さん
「本当最初のやり取りはたわいもないことです。あの、ちいちゃんの場合はどんな本を読もうかなとか、どんな部活に入ろうかなとか、どんな仕事を目指せばいいのかなとか」
高校1年生の女の子が、普通に言うようなこと。







