相次ぐ日本人グループの摘発「最も需要が大きいのは日本人」

カンボジアでは最近、中国系組織内で活動する日本人グループが相次いで摘発されていて、今年8月には、北西部で拘束された日本人29人が移送・逮捕されました。
なぜ、日本人が加わっているのか。
日本人のあっせんにも関わったというブローカーに話を聞くと、今は日本人のかけ子が最も需要が大きいと明かしました。

詐欺組織のブローカー
「知り合いに紹介された日本人男性を4万5000ドル(約670万円)で組織にあっせんした」「日本にはお金を持っている高齢者も多くて、詐欺に引っかかりやすい」「だから日本人の需要が一番高い」
「仕事」を募集している人物に接触

取材班は、SNSを通じてカンボジアで"事務"の仕事を募集している人物に電話で接触してみました。
事務を募集する人物
「日本人のみってわけでもないんですけど(JUMP)ただ8割がもうメインが日本人」
首都プノンペンなどで週に6日間稼働し、月収は30万円からだといいます。
こちらが記者であることを明かすと、相手は「仲介を頼まれただけ」と曖昧な返事を繰り返しました。

Q詐欺の電話をかける感じですかね?
事務を募集する人物
「だと思いますね」







