福岡市の長浜地区に、10月、新たに屋台がオープンしました。店主の女性は、6月に出産したばかりで屋台と子育ての両立に奮闘しています。

店主は4か月前に出産したばかり

10月1日、福岡市中央区の長浜地区にオープンした屋台「がぶがぶ」。

切り盛りするのは、27歳の鍋川奈々さんです。鍋川さんは5回目の屋台営業者の公募で選ばれ、元々は4月にオープンする予定でした。

開店が半年遅れたのには、理由があります。6月に女の子を出産したばかりなんです。

「がぶがぶ」店主 鍋川奈々さん(27)
「去年の6月ぐらいから応募スタートして書類出して、合格発表が12月だったんですよ。大体半年後ぐらい。その間に妊娠がわかったみたいな感じですね」

公募に応募し、試験を受けている最中に妊娠が発覚。それでも、夫の後押しを受けて、合格を勝ち取りました。

「がぶがぶ」店主 鍋川奈々さん
「これ(所品衛生責任者の資格)4月に取ったんですよ。この時が妊娠8か月ぐらいのときで、もうお腹大きくて、ずっと朝の8時から夕方までだったのできつかったですね。足もやっぱりその時期むくんでくる時期で、体的に勉強を受けるみたいなのがきつい時期でしたね」